吉田茶園 | Yoshida Tea Farm since 1839
大槻俊 横手急須 068
大槻俊 横手急須 068
受取状況を読み込めませんでした
「見た目は力強く、手にすればしなやか」
四日市市の若手急須職人・大槻 俊さんによる作品。
大槻さんは「美しくきめ細かな肌合い」の急須を生み出すことで知られる注目の作家です。
今回の急須は、角のある造形が特長。見た目には重厚な印象を与えますが、重心のバランスが良いため、実際には驚くほど軽やかで扱いやすく、大槻さんの挑戦心が感じられる仕上がりです。
お茶を愛する大槻さん自身が「自分が欲しい」と思えるサイズ感・形状で作り上げており、和紅茶やほうじ茶を淹れる際にもぴったり。師である作家・山本広巳さんから受け継いだ技術が随所に光ります。
日常に寄り添いながらも、作家のこだわりと挑戦を感じさせる一品です。
・厳選された細やかな土
・繊細な作りの茶漉し
・フィット感が絶妙な持ち手
・開口部が大きく使いやすい
・水切れ良好です
こちらの高温焼成でできた紫泥急須で淹れると、
煎茶・和紅茶・中国茶ともに柔らかくも味わい深い味に。
実際に使用して、ご満足いただける逸品と感じました。
※ 紫泥:還元した後、酸化焼成した品です。
【お取り扱い経緯】
2018年。園主が四日市市の萬古焼作家である山本広巳さんのアトリエへ伺った際、広巳さんが急須づくりを教えた唯一の職人として、大槻さんを紹介していただきました。穏やかな人柄の中に急須にかける情熱を強く感じました。それ以降、大槻さんの急須づくりを応援し、取り扱いさせていただいています。
大槻さんの作品づくりは、自ら土を採取して精製し、きめ細やかな土をつくるところから始まります。その土から生み出される急須は、光沢が深く、落ち着いた風合いを持ち、質感、バランス、使いやすさどれをとっても魅力のある作品です。お手元に一つは持っておきたい、使い込むほどに味の出る急須です。
【陶歴】
大槻俊(Instagram:tuki_shun)
1992 三重県四日市市に生まれる
2016 急須専門窯元 陶山窯へ入所
独学で陶土作りと急須作りを始める
2019 四日市市桜町に制作拠点を移す
2021 12月に独立
以降急須を主とした作陶を行う
【詳細】容量213cc / 重さ202g / 胴径9.5cm / 高さ7cm / 長さ14.1cm / 壺口 8.2cm
※容量は蓋受けまでの満水となりますが、水張力の関係で 5~10 cc ほど前後します。
Share
