185年以上続く老舗茶農家
吉田茶園は、1839年に茨城県古河市の「さしま茶」産地で始まった老舗の茶農家です。180年以上にわたり、お茶づくりを続けてきました。
伝統を守る一方で、吉田茶園は新しい価値への挑戦を続けています。とりわけ、“幻の品種”として知られる「いずみ」を復活させ、その茶葉からつくる和紅茶は国内外のコンテストで高く評価されています。この紅茶は、日本茶の伝統を残しながら、これまでにない華やかな香りと味わいが特長です。
また、吉田茶園は“遊べる茶園”を目指した空間づくりにも挑んでいます。「茶園ツアー」での茶畑見学や製茶工程の紹介、テイスティング体験、古民家でお茶を楽しめる「茶寮 HANARE」や五感でお茶を楽しむ「サウナ NAYA」など、多様な体験を通じてお茶の魅力に触れてもらう場をつくっています。
吉田茶園のお茶づくりには、育てる、仕上げる、伝えるという一連の流れが一貫しています。肥料や農薬をできるだけ控え、自然の状態を尊重した栽培、品種ごとの個性を引き出す製茶、そしてその時間や背景を伝える体験づくり。そうした積み重ねが、私たちの一杯に深い味わいとなって溶け込んでいます。
吉田茶園は歴史ある技術を守りつつ、新しい時代の価値を探求していきます。
6代目園主 吉田 正浩
1969年生まれ。東京農業大学卒業。
常に茶の分野に関わらず、「唯一無二」の物に関心を向けています。
日本文化の中で少しずつ形を変えながらも、昔から脈々と受け継がれる物。新たな時代の変革の中で生まれ、常に進化し続ける物。
それは長く愛され、年月を経てもなおその魅力は衰えることなく、より輝きを増す物でもあります。お茶づくりにもその想いを込め、つくるお茶は年を経るごとに洗練され、より高みへと向かってゆきます。
「唯一無二」のお茶づくりを目指し、これからもずっと挑戦を続けてまいります。
畑作りのこだわり
さしま茶、そして吉田茶園の味わいは、この地の「テロワール」から始まります。関東ローム層の肥沃な大地と、豊富な地下水。そして何より特徴的なのは、この地の厳しい気候です。冬は最低気温氷点下10度まで冷え込み、夏は最高気温が40度を超える日本有数の暑さとなることもあります。この激しい寒暖差こそが、味も香りも力強く、個性豊かなお茶を育みます。「良いお茶は、良い畑から」を信念に、 茶樹の生命力を最大限に引き出すため、厳選した有機肥料を最小限に使用。お茶にも、人にも、環境にも優しい栽培を貫いています。お茶が本来持っている自然の旨みを大切に守りながら、その香りを最大限に解き放つこと。過酷な風土が育んだ、凛として力強い一杯をお届けします。
製茶のこだわり
私たちは、お茶づくりにおいて最も大切なのは「原葉(げんよう)」、つまり製茶前のお茶の葉そのもののクオリティだと考えています。「良いお茶は、良い畑から」。 健やかな茶樹を育て、収穫した茶葉の状態を見極め、その茶葉に合わせて、職人の経験と知識をもとに、五感を研ぎ澄ませて製茶を行います。自然が育んだ素材の良さを、技術で真っ当に引き出す。それが、吉田茶園のお茶づくりです。
日本茶体験のこだわり
吉田茶園は“遊べる茶園”を目指した空間づくりにも挑んでいます。「茶園ツアー」での茶畑見学や製茶工程の紹介、テイスティング体験、古民家でお茶を楽しめる「茶寮 HANARE」や五感でお茶を楽しむ「サウナ NAYA」など、多様な体験を通じてお茶の魅力に触れてもらう場をつくっています。